●不登校児童生徒に対して多様な学習機会確保のための経済的支援制度の確立を求める。

 ここには、学校以外での学習や様々な活動の場に参加するための当事者の子ども達への支援。また、そういう子ども達を受け入れる側の取り組みで、例えばフリースクール設置のための公的補助事業を国の方で検討して頂けないかというお願いの意見書を、議会で取り上げた。この請願は認められ、町議会から国の関係機関に提出(書類の郵送)された。

 ここからが、議員活動としての評価が問われます。このまま国の動向を見守り、待っているのでしょうか。国が動くよう請願提出者と共に積極的に活動範囲を広げ、同じ悩みを抱える人たちと活動することも可能です。同様の請願提出に向け、県内他議会の議員紹介に走る事も出来ます。また、議長自ら国会議員に対して力を入れてくれるよう関係者と共にお願いに上がることも出来るはずです。議員活動としては幾通りも考えられるのではないでしょうか。請願を認めたなら、認めた責任を果たして欲しいと思います。

この時、請願を提出された保護者の傍聴で、乳児連れなのを認めたことは議会参加の門を一歩緩和しました。 以上で定例会は閉会されました。

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