7月6日(水)

徳島新聞投稿文 「1票の行使は未来への投資」 上板町 多富佐智子 62歳 非常勤

6月30日(木)に徳新へ送信、7月6日(水)朝刊に掲載される

10日は参員選の投開票日です。投票率の低下が問われていますが、6月21日付本紙1面に、徳島県は過去10年間の国政選挙の平均投票率(選挙区)が全国最下位との記事がありました。政治の責任として、この問題は真剣に議論すべきではないでしょうか。

選挙の結果が、国や自治体の現状を映し出します。選ばれた方々が構成する議会。その議会で提案し、審議され、議決されます。全ての根幹は議会から始まり、動き出すのです。投票率が高かった議会の意志決定には、重みが感じられると思います。

今、議会にはより慎重な審議とより丁寧な情報公開が求められていますが、私たちとの間には距離があり過ぎます。やはり私たちから関心を持つことです。

特に未来を担う子ども達にとっては、教育の中で、身近な自治体が抱える課題を考えていくことが大切ではないでしょうか。これは長い時間を要する取り組みとなりますが、主権者教育はまだ始まったばかりです。短期対策としてはネットでの投票、投票した事への特典なども考えていくべきではないかと思います。

政治・行政は選挙で始まり選挙で問われます。選挙は未来への投資なのです。子ども達のためにも、その1票に託されている力を強く信じて投票したいと思います。

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