2022年6月定例会を傍聴

議会答弁(町長)の在り方に大きな問題があると感じました。

  • (1)町長の所信表明は適切でない。それは総務課長が言うこと。

 所信表明とは、現状から町長が目指す町づくりを述べ、今回どういう理由でこの様な予算計画にしたのかを分かりやすく住民に伝える事ではありませんか。傍聴者からは、毎回不評です。

 

  • (2)町長が答弁すべき質問のほとんどを課長が答えている。

 答弁が上手く出来るか否かの問題ではなく、町長自身が真摯に答弁する事で、解決に向けての熱量が増してくると思います。例え答弁が苦手でも逃げる姿勢を繰り返す事は、難題な事には避けて通る習慣がついてきます。  

 前任者(納田元町長・七條元町長)は答弁のあり方を見直し総括答弁は自らが発言し、その後課長が詳細を答弁。この流れを松田町長は崩してしまった。

これは議会全体で改善する様、話し合うことが必要であると思われます。

 

2022年6月定例会(14日~16日)

◎6月15日(水)定例会2日目 10時開会前に、地震の緊急放送!

地震の防災訓練だが、なんや❔と思う様な雰囲気の中で、議会関係者だけが訓練のポーズを取った。(放送が始まると同時に、その場にいた全員が無言で自らの机の下にもぐり出した)

その時点で、カメラマン2名と傍聴者3名がいたにも関わらず、私たちへの誘導は何もなし。私は他の人に「机の下に」と声かけ。出入り口確保が気になり傍聴室入り口のドアを確認。開いていた。振り返り議場を見れば、3ヶ所の出入り口は閉められたまま。誰も開けようとはしていなかった。

これが訓練なら本当に災害が起きた時は、この議場で誰が統括して関係者以外の住民の安全を守るのか。話し合いもせず計画性のない、取り組みをただアピールしただけとみえた。

傍聴者規則には、確か 第9条(係員の指示)全て係員の指示に従わなければならないとある。ところが、議員必携の令和元年の改訂版では、係員の指示は第10条に記されていた。上板町議場に張り出してある規則は古いという事である。傍聴者の視点で議場の確認はしなければならない。傍聴者の声に耳を傾けてほしい。

確か、職員の中には、防災士の資格を順次取らせて増えているはず。実践には程遠い様である。町長・議長・防災課長・防災士資格職員。直後は誰かが「地震です、安全の確保を❢」叫ぶ事は必要。住民を放置して自分たちだけの安全を確保するとは。叫ぶことで動ける。

下の庁舎内で職員がどの様な行動をしたかカメラで覗いてみたい。訓練は実践を想定して行う事が重要。以前鳴門市長が職員全員に「避難訓練に対する緊張感が足りない、抜き打ちでやり直す」の激が必ず飛んでくる訓練模様だった。