2022年3月定例会ー3

水道事業給水条例の一部改正について

議員 坂東 前田 鈴木 富永 岩野 村上 青山 柏木 安田 吉岡
賛否  〇  ×  〇  〇  〇  〇  〇  ×  〇  〇  〇

水道料金の改定。令和5年4月から基本料金1000円を1500円、2000円を2500円、超過料金130円を180円に。  理由=平成4年から30年間料金維持してきたが、年々給水量が減少のため今後の経営の在り方を話し合った。  電気警報装置更新、水道管老朽化による更新や耐震化のため早急に多額の費用が必要となる。         現状では国からの補助は受けられない。                                             柏木議員(反対討論)=値上げ幅が大き過ぎる。1年間の猶予中に増額幅を再度検討すべき。反対。         村上議員(賛成討論)=5~6億円足りない現状では円滑な水道事業のため致し方ない。賛成。

2022年3月定例会ー2

年間予算は、議会に諮る前に3つの委員会で審査される。総務常任委員会は鈴木委員長、厚生常任委員会は坂東委員長、産業建設常任委員会は村上委員長が結果報告をした。3名の委員長から「審査した全ての予算を可決するべきものとして決定された」と報告。その報告を受け、審査に加わっていなかった議員から異議あり。土地購入費に対して、鑑定評価額が適切なのかという疑問が出た。(厚生常任委員会では議論されていなかったと質問が出た)

令和4年度予算の審議(50億円)❣ 土地購入価格に疑問あり❔ 

購入土地=役場庁舎西側「大型ゴミ回収センター」                                 面積=2,020㎡ 評価額=2,500万円(1㎡=12,376円)                                           役場職員の駐車場(職員駐車場である南側と道路東側)は購入せず、県道に隣接しない「大型ゴミ回収センター」のみ購入。なぜそんなに急ぐのか。購入しなかった土地に建造物が建つ場合も考え、時間をかけた交渉や方向が必要ではなかったのか。小休時間(約35分間)に議員2人が質問。担当職員の答弁は金額(結果)のみ。鑑定の諸条件(基準)には触れなかった。                                     給食センター跡地の鑑定評価額1㎡7,790円と比べかなり高い。議員たちを納得させることは出来ず、予算の採決で各議員の判断は下記の様になった。小休中、CATVの放送はカットされる)

議員 坂東 前田 鈴木 富永 岩野 村上 青山 柏木 安田 吉岡
賛否  〇  ×  〇  〇  〇  〇  〇  ×  〇  ×  〇

乾議員(反対討論)=土地購入額は給食センター跡地から考えても適正な金額となる説明はなく高額である。購入する形状は県道から離れ、周辺2か所が賃借状態。この価格や状況では反対。

村上議員(賛成討論)=貸してくれるだけ有難い。現況だけではなく過去を調べて話を進めるべき。現在センターとして機能しているし、県道には隣接していないが他の場所の購入は難しい。購入出来る所から買っていくのがよいと思い賛成する。

2022年3月定例会ー1

3月定例会 日程2日~15日

15日は当初予算審議と各議案の審議があり、注目すべきは新たな条令制定である。この条例は県内24市町村のうち上板町だけが制定出来ていなかった。関心が無いというか、認知不足は否めない。他に遅れを取っている事は他にも多々ある自治体である。遅れは、議会改革や組織改革にも表れている。他の自治体より先取りしようという熱量が無い。遅れた制定なら参考物件は数多あるので、もっと充実した内容に出来なかったものかと(申請時の取り扱い等)思う部分もある。

◎上板町法定外公共物の管理条例の制定について(赤線問題で条例なき運用に対して)                                議会で質問があった案件で、この度公共財産の管理に対し条例を制定することになった。            ①目的②定義③許可④占用料⑤納付⑥減免⑦禁止行為⑧無許可の行為⑨用途廃止⑩委任

傍聴意見=重要な事、用途廃止には、赤線も青線も隣接土地所有者及び町内会長の同意が必要。        理由、法定外公共物としての公共的な機能がなく将来に渡っても必要がないことを、地域や関係者に周知確認するため。また、この条例には「罰則」が明記されていない。必要ではないのか。                国からの通知により(時期的に)条例制定する努力や検証をされていたなら、赤線のために裁判を起こすことも、まして上板町が訴えられる事もなかったのではないかと思われる。(認知不足)