12月定例会ー(3)予算審議での質問

柏木議員質問=3回目のコロナワクチン接種のコールセンター委託料(130万円)。予約の混雑回避対策は?
坂東課長答弁=前回一度に65歳以上全ての方に通知したため、予約殺到でご迷惑をかけた。今回1
ヵ月ごとに少人数ずつ通知する。

坂東議員質問=農地費(県営かんがい排水事業負担金)が増額(当初2000万円から875万円増額)の理由。
長濱課長答弁=県事業の進捗状況に応じての町単位での変更。資材の高騰による。

乾議員質問=県営かんがい排水事業費を来年度に9000万円(県費含む)繰り越すその理由
長濱課長答弁=当初予定の14m計画が諸事情により4.6mの進捗。来年度に27m工事の計画変更のため。工事計画の内容を話し合う段階で見込みが甘い。実効性の高い見込みになる話し合いが必要と思う。上板町としてどの様な立場で関わる事が望ましいのか。広範囲での協力を求めるなど、早期完了を目指す努力がなされていないのではないか。

富永議員質問=「勤労青少年の家」解体費(設計委託料50万円)。土地は借地か?利用者の今後の活動場所は?
栗尾事務局長答弁=築45年で老朽化のため解体。町有地であるが、石碑があるた
め新規建造物は考えていない。
町長答弁=利用団体は3つある。(実団体名発言)団体の活動は近隣から騒音につ
いての意見があり、今後の活動場所については話し合いを続けている。利用者と
近隣住民との関係が希薄な部分もあり、こういう事になる・・・。この「こうい
う事」って何なん?どういう事なのか。問題があるなら実名発言は支障がある。議場では固有名詞や個人名は発言してはならない決まりがある。公共施設名や議場出席者名は問題ない。町長の発言に対し出席者の誰もが指摘しなかった。何より、議事運営する議長がこの発言の取消を町長に求めるのが適切であったと思う。

青山議員質問=六條堤花壇管理委託料(当初15万円)。花壇を撤去する面積と管理はどうなる?
蔭山課長答弁=花壇により見通しが悪くなるため、80mに渡り撤去。防草シートを敷き町が管理。
当初の管理委託料の一部返金はあるのか?また、通行に弊害が無い花を選ばなかっ
た理由。委託関係を結んだ経緯。この疑問・反省を問わなかった。花壇の設置費
用のうえに今回の撤去整備費用(125万円)が発生した。設置する時にはSDGs
(持続可能社会)の考えがどの分野にも必要である。意識改革を求めなければ、
こういう環境管理をする解決が増えてくる。質問追究が甘いと、同じ無駄使いの
繰り返しとなる。

前田議員質問=3回目ワクチン接種委託料(850万円)。2回接種済である証明書を失くした者はどうなる?
坂東課長答弁=国のベースで確認可能なため、証明書がなくても2回接種した方へは通知出来る。
越して来られた方も遅れるが通知する。

岩野議員質問=歳入土地改良事業債(当初予算1560万円)400万円増額となる交付税措置と充当率?
長濱課長答弁=90%の交付税措置となる。
東課長答弁=2分の1の充当率で、50%である。

安田議員質問=3回目ワクチン接種の委託料について、ワクチンの種類と接種場所は?
坂東課長答弁=4つの個人病院はファイザー(国からの配分54%)、集団接種会
場はモデルナ(46%)2月,3月分に。ファイザー予約が集中する可能性を見込ん
でいる。その場合、次回まで待ってもらう事になると思う。

今回、傍聴して強く感じたのは、議長の采配により議場の運営評価が決まるということ。議長はいつも執行部や議員の発言に規則違反が無いか集中しなければならない。議員も経験し議長就任となり、日々の経験を積んでこられたと思うが、どれだけ努力してきたのだろうか。それを補佐するのが、副議長である。同時に議会事務局長は不足部分を補えるだけの、運営を支える知識を学ばなければならないと思う。今回既に議会は閉会している。ケーブルテレビの放送もあり、議事録の書き替えは出来ない。町長の発言は問題視されるのではないだろうか。